院長ブログ

無力です、、お兄ちゃんの さんたさんへの手紙を読んで

診療しているといろいろなことがあります。産婦人科というところは、
人生の縮図なのではないかなあって感じること しばしばあります。
いくら医療が発展したといっても どうしようもないことが数多くあります。
その一つが 流産です。 見守っていくしかありません。

先日 胸を締め付けられるようなことがありました。
経産婦さん 妊娠して来られました。
すで出血が始まっていて 流産の可能性が高い状況でした。
やはり流産となってしまいました。
そこのおうちの6歳の長男くん とても楽しみにしていたとのこと。

「一回ママのお腹に来たんだけど、神様に呼ばれて帰ってしまったんだよ。」

と、伝えることにしました。

その後 お兄ちゃんが つたない字で一生懸命書いたサンタさんに書いた手紙を見せていただきました。
以下の文章です。

さんたさんへ

   ぼくのすいっちは、いらないので、
   かわりにおとうとをください。
   おねがいします。

お兄ちゃんの純粋な気持ちが痛いほどわかりました。

どうにもあげられなくてごめんなさい。しかありません。

また きっと 弟がきてくれるはず、、、